yes_terurinの日記

普段家にストックできないけど、いざ必要になったときに選べる熟成ワインをご紹介する、熟成ワインストッカーです。

ローヌワインのジゴンダス

ジゴンダス、素晴らしい選択です!


フランスのローヌ地方南部に位置するジゴンダスは、
濃厚で飲み応えがありながら果実の甘みも
感じられる赤ワインで知られています。


ここでは、ジゴンダスの特徴やブドウ品種、
おすすめの生産者についてお話しましょう。

ジゴンダスについて


ジゴンダスは、フランス南東部ローヌ地方にある
小さな宝石のようなワイン産地です。

美しい渓谷に沿って立ち並ぶ建物はまるで絵画のようで、
プロヴァンスの隠れた名所となっています。

ワイン造りは約2000年前から始まり、
古代ローマ時代にローマ軍がブドウ畑を
設立したことがきっかけでした。

長い歴史を持つジゴンダスのワインは、
力強く濃厚な味わいを持ち、
シルクのような滑らかなタンニンと
複雑なアロマが特徴です。

ジゴンダステロワールについて


微気候により、シャトー・ヌフ・
よりも数週間遅れてブドウが熟します。


ジゴンダスで栽培されるブドウ品種

赤ワイン用の品種として、
グルナッシュ、
シラー、
ムールヴェードルが
主に栽培されています。

また、ジゴンダスは赤ワインと
ロゼワインを生産しており、
アルコール度数も平均14%ほどと高めです。

ジゴンダスで食べたい料理を選ぶのは楽しいことですね

①ラム肉のプロヴァンス風煮込み:

ジゴンダスの力強い赤ワインと相性抜群です。
ハーブやスパイスで風味を引き立てたラム肉が、
ワインの濃厚な味わいと調和します。

②ハーブローストの鶏もも肉:

ジゴンダスのワインは、ハーブの香りと相性が良いため、
ハーブローストの鶏もも肉がおすすめです。
ジューシーで柔らかく、ワインとの相性が抜群です。

プロヴァンス風の野菜グリル:

ジゴンダスのワインは、野菜の甘みを引き立てることができます。
ズッキーニ、パプリカ、オリーブオイル、
ハーブを使ったプロヴァンス風の野菜グリルは、
ワインとの相性が良い一品です。


どれもジゴンダスのワインと共に楽しめる料理です。

ジゴンダスのワインとはどんな味わい?


ジゴンダスのワインは、その力強く濃厚な味わいで知られています。
以下にジゴンダスワインの特徴を詳しく説明します。

味わい:

ジゴンダスの赤ワインは、果実の甘みとスパイスの
アロマが絶妙に調和した味わいを持っています。
ブラックベリーやチェリーのフルーティーな風味が感じられ、
同時にハーブやペッパーのニュアンスも楽しめます。
タンニンはシルクのように滑らかで、長い余韻があります。

アロマ:

ジゴンダスのワインは、ブラックベリーやプラム、
スミレ、ローズマリー、タイムなどのアロマが豊かです。
熟成により、さらに複雑な香りが広がります。

飲み頃:

若干の熟成を経たジゴンダスワインが最も美味しく感じられます。
ボトルを開けてから少し時間を置いて呼吸させることで、
香りと味わいが一層引き立ちます。


ジゴンダスのワインは、フランス南部の素晴らしいテロワールから生まれた逸品です。


ワインの熟成、ビンテージについて

ビンテージワインとは?

ビンテージワインは、そのワインの原料となったブドウが
「収穫された年」のことを指します。

(日本語だと、ビンテージ、ヴィンテージと
表記も分かれますが、ここでは同じに扱います)

ラベルに「2013」や「1999」といった
数字が書かれていれば、
それはそのワインのブドウが、
西暦何年に収穫されたものかを表しています。

ビンテージワインは、
いつぶどうが収穫されたかが
明確になっているワインのことを指します。


ビンテージワイン、熟成ワインと言うと、
長く熟成され、プレミアの付いた美味しいワインと誤解されがちですが、
必ずしもそうではありません。



** そもそもビンテージは

「熟成させた年代物」

「高品質で美味しい」

という意味ではない!

どうゆうことなのか見ていきましょう。

ビンテージワインは美味しい?

** 購入前に知っておきたい4つの知識を解説

1 そもそもビンテージは「熟成させた年代物」という意味ではない

「え?」

ヴィンテージは、品質のいいブドウが収穫された年を指します。

つまり、当たり年(葡萄の出来の良い年)じゃないなら
ビンテージではなかったのですが、
近年では、主に葡萄の収穫年を知るための
情報として使われます。

何年物、というイメージです。
しかし昔は「良いビンテージ」=ビンテージでした。



最近はマーケティング的に使いません。
わざわざ美味しくないようなイメージを付けない。
昔の人は気骨がありました。
ということもあるかもしれませんが、

近年、セカンドワインの生産や
醸造技術の発展により、
あまり美味しくない年のワイン、
というものが少なくなりました。





(保存状態が悪ければ、例えビンテージでも
美味しくないので、購入前に必ず
お店に問い合わせましょう。
話せる人と電話するのが一番。)

2.「ヴィンテージだから熟成させると美味しい」とは限らない

当たり年のブドウで作ったワインを熟成させたものが、必ず美味しくなるとは限りません。
特定の年のブドウだけで造るため、同じ銘柄でも味が安定していないことがあります。

3. 「古いから美味しい」とは限らない

年代を経ると味が落ちるワインもあります。
熟成させることを前提に造られたワインを選ぶことが大切です。

4. 「高いものが美味しい」とも限らない

高価なヴィンテージワインが必ずしも美味しいわけではありません。



* 高級ワインとの違いって?

ヴィンテージワインというと、「高そう」というイメージがあるかもしれません。


しかし、すべてのヴィンテージワインが高価であるとは限りません。


もちろん、ぶどうの当たり年に作られたワインや、
長期間熟成された年代物は高値で取引されます。


ただ、ヴィンテージ表記があっても安価に手に入れられる商品も数多くあります。

ビンテージワイン字義通りの意味

ラベルに書かれた年号ビンテージは
あくまでもワインの原料であるぶどうの収穫年を知るためのものであり、
それが高級であるかどうかには直結しないこともある。

まさにこちらは、アンティーク的な意味合いとは違う
(収穫年)を表しています。
ラベルに書かれた年代のことも
ビンテージと呼ぶからややこしいですね。

なので、

すべてのヴィンテージワインが高価であるとは限りません。
もちろん、ぶどうの当たり年のワインや、
長期間熟成された年代物は高値で取引されます。

ただ、
古い年代のビンテージ表記があっても
安価に手に入れられる商品も数多くあります。
それは、単なる売れ残りかもしれません。。。


しかし、一概にはそうとも言えず、
たまたま残っていた貴重品の時もある。


あと、無名ワインの売れ残りでも
10年経過、20年経過して、
びっくりするくらい美味しくなっていることもある。
これは、経験値でしか測れないし、

経験しても何度も失敗します。

更には

ノンヴィンテージもある!

「ヴィンテージワイン」が存在するということは、
ヴィンテージワインじゃない「ノンヴィンテージ」も存在します。

収穫年が異なるぶどうを原料として使っているワインなどはヴィンテージ表記をすることができません。



ヴィンテージワインを見分けるためには、以下のポイントに注意してください。

ラベルの信ぴょう性:

ボトルのラベルには、収穫年やワイナリーの情報が記載されています。信頼性のあるワイナリーのヴィンテージワインを選ぶことをおすすめします。

ワインの評価:

ワイン評論家や専門家の評価を参考にすると良いです。特に高評価を受けたヴィンテージワインは、品質が高い可能性が高いです。

ワインの価格帯:

ヴィンテージワインは、一般的に高価です。価格が安すぎる場合は、信頼性に疑問を持つべきです。

ワインの保存状態:

ワインは適切な温度と湿度で保存されているか確認しましょう。適切な保存環境で熟成されたワインが良い状態で提供されます。

ワインの色と透明度:

ワインの色や透明度は、熟成度合いを示す重要な要素です。古いワインは色が変化していることがあります。

これらのポイントを意識して、美味しいヴィンテージワインを選びます。

しかし、難しいからお店に聞くのが必須ですし、
お店に丸投げしても理解できないから、
興味あるなら、情報集めプラス、
実体験、つまり飲みまくることも必要不可欠です。
まずは5年くらい寝かせたものを試しましょう。

おすすめの銘柄をいくつか挙げますね。

①シャトー・ラネッサン(フランス・ボルドー
割と安価で手に入れやすい熟成ワイン界の定番
②ルモワスネ(フランス・ブルゴーニュ
熟成ワインの老舗です
マルケス・デ・ムリエタ(スペイン)
スペインワインは、全般的におすすめです。
④テッレ・デル・バローロ(イタリア)
バローロ系の生産者もおすすめ。

まずは、飲んでみて、意外といけるかも?
という感覚をつかんでほしいです。

熟成ワインとは?ざっくり説明

ワインの熟成

その色や香り、味わいが時間とともに変化する魅力的なプロセスです。
熟成ワインを楽しむための方法や注意点をご紹介します。

ワインの熟成方法の種類

ワインの熟成方法は多岐にわたり、ワインに特有の風味や特徴をもたらします。
以下に代表的な熟成方法を紹介します。

樽熟成

赤ワインなどタンニンを豊富に含むワインを木樽で熟成させる方法です。
木樽の中で酸素に触れさせることで風味が向上し、
樽由来の香りがワインに付着します(バニラ、ココナッツ、アーモンドなど)。

タンク熟成

ステンレスやコンクリートで作られたタンクでワインを熟成させる方法です。
風味はフレッシュでフルーティーであり、主に早飲みタイプの熟成に用いられます。

瓶熟成

ワインが瓶詰めされた後に熟成させる方法で、空気に触れさせない熟成です。
独特の複雑さやアロマが発展し、味わいが進化します。(瓶熟)

ワインの熟成に必要な成分と期間

ワインの熟成には、有機酸、タンニン、アルコール、アントシアニン、糖などの成分が関与します。
これらの成分の量や種類によって熟成期間や特性が変わります。

赤ワイン

1年~2年程度の熟成が一般的で、長期の熟成が向いている場合は更に瓶内での保管が行われます。

白ワイン

数カ月程度の熟成が一般的で、瓶熟成によって複雑な風味やアロマを獲得します。

ロゼワイン

基本的に熟成はさせません。

熟成ワインの色・味・香りの特徴

白ワイン

色: 熟成が進むと明るいレモン色からアンバー色へ変化します。
味: 熟成によってしなやかで優しい味わいに。
香り: はちみつやドライアプリコットのような芳醇な香りが現れます。

赤ワイン

色: 古い赤ワインはガーネット色やレンガ色に変化します。
味: 渋みが調和し、柔らかでマイルドな味わいに。
香り: ドライフィグ、キノコ、タバコなどの複雑な香りが現れます。


熟成ワインは、その種類によって異なる色、味、香りを生み出します。ワイン愛好家にとって、これらの熟成方法を理解することは、ワインの世界をさらに楽しむための重要なステップです。